2010年06月19日

日本の対外債務2010

日本の財政破綻を否定するものとして、対外債務の少なさが良く理由にあがります。確かに、国内債務は通常範囲のインフレを続けるだけでも縮減していきますので、デフォルトすることはありません。

その対外債務を研究された記事が、世界の対外債務額上位20国をグラフ化してみる(Garbagenews.com)です。

こちらによると、2010年2月時点での対外債務(GDP比)は、日本はワースト20の蚊帳の外。アメリカ合衆国の半分近くで、現時点では全く問題ない水準と言えるでしょう。

怖いのは、国債を発行しすぎて、国内で消化しきれず、対外債務が増えだした時。そしてその日は、このままでは不可避です。


posted by FUJI at 14:25 | Comment(2) | 財政危機研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

国の借金は返さなくていい 

当サイトでは、日本財政破綻について警鐘を鳴らしていますが、色々な方の意見についても耳を傾けてみたいと思います。

廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログさんは、国の借金は返さなくていい、として、財政破綻論に異を唱えています。

詳細はサイトの方をご覧いただくとして、ポイントと私の感想だけ簡単に述べてみたいと思います。


・国家債務はどんな国でもGDPの増加に伴い、増え続けるのが普通であって、減らす必要はない。

…確かにその通りだと思います。ただし、成長無くして債務だけが増え続けるようになれば問題です。税収はバブル時をピークに減少の一途ですが、債務だけが膨らみ続けているのが気になります。

・ハイパーインフレが心配されるが、日本はずっとデフレである。

…現在のところはそのとおりです。しかし、このままでは税収で国債の利息も払えなくなる日が来ます。その時も、同じでいられるでしょうか。


posted by FUJI at 22:54 | Comment(0) | 財政危機研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

国債とは?

国の借金として、国債国債と言われますが、国債って、そもそもなんでしょうか。

国債には、二つの種類があります。

一つ目は、赤字国債と呼ばれるものです。これは、予算が足りない時にそれを穴埋めするために発行されます。
例えば、税収が50兆円しかなかったけど、手当とか社会保障とかで予算が80兆円になっちゃった。残り30兆円どうしようって時に、赤字国債を発行して、文字通り国民から借金するのです。

もう一つは、建設国債です。これは、橋や道路などの建設といった公共事業の財源として、国民から借金するものです。そのため、事務経費などには使えません。

もともと、国債は建設国債しか認められていませんでした。建設国債で作った社会資本は、将来の国民も利用できますから、将来世代は負担もありますが、利益もありますよね。しかし、例えばバラマキ手当をしたいから、赤字国債を発行するというのは、将来世代にとっては、そのための借金返済負担だけを押し付けられるようなものです。これは正当化しにくいですね。

ですが、財政も火の車となり、赤字国債を発行しなければ、とてもじゃないけどやっていけなくなりました。そこで、公債特例法というものが制定されます。これは、「一年限り、特別で赤字国債を発行してもいいですよ。」という趣旨の法律です。赤字国債は原則的には認めにくいものなので、一年限りの特例法なわけです。

じゃあ、一年後にまた困るじゃないかという話になりますが、なんと、毎年特例法を制定し続けて赤字国債を発行し続けているのです。今年だけよと言い続けて15年くらい続けています。

これが良いか悪いかと言われれば、良くはないんでしょうけど、そうするより仕方がない状況なのです。それだけ財政状況が苦しいということでしょう。

参考資料
国債とは やさしい経済講座
建設国債 Wikipedia
赤字国債 Wikipedia
公債特例法 Wikipedia

posted by FUJI at 13:15 | Comment(0) | 財政危機研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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